うつ病と不眠症

不眠症とうつ病の相互関係が、最近は取り上げられてきています。
うつ病は女性の5人に1人、男性の10人に1人が、一度はかかる病気だと統計が出ている程、今では身近な病気ですが、不眠症とうつ病とは、どういった関係があるのでしょうか?
うつ病患者の大半が、不眠症を発症していると言われています。
また、長期にわたるストレスからの不眠症が原因で、最終的にはうつ病を発症してしまうケースもあります。
うつ病が原因とされる不眠症の特徴は、通常の不眠を訴える一番多いパターンの、『入眠障害』(布団に入ってもなかなか寝付けない)とは異なり、『早朝覚醒』(どんなに遅く眠っても早朝に目覚めてしまう)を訴えるパターンが多いようです。
気持ちが沈み込んで何もしたくない、くよくよと思い悩む、何の希望もなく生きている事が嫌になるなど、これらのうつ病患者特有の症状が、『不眠症の原因は自分のせいだ』、『眠ることもできない自分はもうダメだ』と考えてしまい、不眠症を招く大きな要因となっているのです。
これとは逆に、通常の不眠症を訴える患者は『不眠症の原因は人間関係や環境のせいだ』、『条件が整っていたら自分はちゃんと眠れるのに』と考えます。
うつ病患者と、通常の不眠症患者とでは、不眠症のとらえ方に大きな違いがあるのですね。
しかし、不眠症が長引く場合には、身体的にも精神的にも不健康になってしまい、その先には『うつ病』を発症してしまう可能性もあると言う事を、覚えておいて下さい。

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