うつ病には鍼灸が効く?

うつ病の症状には、精神的な症状や肉体的な症状などさまざまな症状がありますが、鍼灸治療が有効なのは、肉体的な症状に対してです。
うつ病の肉体的症状としては、不眠、疲労感、全身倦怠、めまい、頭痛、発汗、食欲不振、肩こり、目のかすみ、慢性的な便秘や下痢などが挙げられます。
これらのうつ病の肉体的症状の多くは、精神的なものからきます。
精神的な落ち込みや不安感が食欲不振を招き、肉体的疲労へとつながり、全身倦怠となります。
また、不眠や頭痛、めまい、肩こりなども現れるようになるでしょう。
病院へ行くと抗うつ薬を処方されますが、抗うつ薬の多くは副作用を伴います。
胃が荒れ、肝臓にダメージを与え、熟睡できない状態になり、それがさらに精神に悪影響を与える・・・この悪循環に陥ってしまうのです。
このようなうつ病の患者に対して鍼灸では、弱った内臓の免疫力を高めることから始まり、体を流れる気の乱れを修正・回復させ、食欲不振や睡眠不足を改善していきます。
身体のバランスが整えられると、気分も落ち着き、精神的な落ち込みや不安定な状態も回復していくはずです。
うつ病に対する鍼灸治療の効果は、肉体面に対するものであるため、100%というわけではありませんが、肉体的不調の改善は精神面の改善へつながることが期待できます。
特に軽症から中等症の場合は、かなりの効果が期待できるようです。
重症のうつ病の場合は、専門の病院での投薬治療と併用して鍼灸治療を行うことで、相乗効果が期待できるでしょう。

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